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世界中の空港に導入して!コペンハーゲン空港「独自の屋内Google Map」がすごすぎる

もし屋内でもGoogle Mapが使えれば…

かなりの知名度を誇る地図・ナビゲーションアプリであるGoogle Map。

非常に使い勝手がよく、情報の網羅性も極めて高いので、全世界で10億人のユーザー数を誇っています。

しかし、そんなGoogle Mapにはたった1つだけ弱点があります。

それは、屋内では正確な位置情報を把握できない点。

そのため空港などの巨大な施設ではまるで役に立ちません。

トランジットや帰りの便に乗ろうにも、異国の慣れない空港ではどこに何があるかもわからない。

もしかしたら珍しい店舗があったり、実はかなり人気のあるお店があっても、見つけられない。

慣れなくて広すぎる空港ではちょっぴり腰が重たくなりますよね。

地図さえあれば…。

今日はそんな悩みが見事に解決されるソリューションをコペンハーゲン空港を例にご紹介します。

Maps IndoorによってGoogle Mapが屋内にも拡張される

空港まではたどり着いた。あるいは飛行機からは降りられた。

さて、巨大な空港にやってきました。どこに何があるかわからない…けれどもしそこがコペンハーゲン空港であれば、例のアプリさえインストールしてあればまったく問題ありません。

ではアプリを開いてみましょう。

画像左はトップ画面です。メニューボタンを押して右の画像に進んでみましょう。

このアプリではフライト情報の通知から、各種ディスカウント、そして目玉の屋内フロアマップが自由に使えるようになっています。

メニューから「Guide」を選択してみましょう。

「Guide」を開いてみると上の画像右に移り、様々な以下のようなカテゴリー(筆者訳)がならんでいるのがわかります。

  • アクセサリーとスーツケース
  • 銀行と両替
  • 子供向け
  • 家電製品
  • コンビニ
  • インテリアとギフトショップ
  • 男性向けアパレルショップ
  • 免税店
  • 女性向けアパレルショップ
  • レンタカー
  • ホテル
  • 案内デスク
  • 薬局
  • 喫煙所
  • ビジネスエリアとラウンジ

出典: Copenhagen Airport(アプリ)

いろいろなお店が並んでいますが、今回は「インテリアとギフトショップ」を試しに選んでみましょう。

上の画像中央で「Georg Jensen」というショップ(ブランド)名があるようなので、そちらを選択すると画像右のようなショップ情報が。

ここから本題です。このショップにはどうやって向かったらいいのでしょう?どのルートで行けばいいのでしょうか?

先ほどの画像をもう少々詳しく見てみると、下の画像左のように、なにやらGoogle Mapが埋め込まれていますね。

そこで濃い紫色で四角に囲った部分を選択すると、上の画像右のように、屋内フロアマップが展開されています。

これ、すごいです。

ユーザーがこの画面にたどり着いたらやるべきことはただ1つ。

モバイル端末の位置情報をONにするだけ。

そうすれば、いつものGoogle Mapを使うように、現在地から目的地まで簡単にたどり着くことができます。

これ、本当にすごいことなんです。

屋内測位技術とGoogle Mapsを組み合わせる

ちょっと専門的なことをお話すると、僕らが使うモバイル端末の位置情報はいわゆるGPSというものを利用しています。

これを使うことによってGoogle Mapを利用しているときに、現在地を視覚的に表示させて、さらに目的地へのルートも表示させることができるのです。

しかしGPSは屋外ならともかく、屋内の位置情報を取得するのが苦手。なのでGoogle Mapのアプリを地下とか商業施設で利用してもうまく位置情報を取得できないことが多々あるのです。

このような課題を部分的に解決したのが、いわゆるBeaconなどと呼ばれる屋内位置即位技術です。

すごく簡単にいうと、このBeaconの技術とモバイル端末を組み合わせることで、屋内でも現在地を取得できるようになります。

ちなみにBeaconの事例としては、ユーザーがある店舗に数メートルの範囲に近づくと、Beaconからモバイル端末にプッシュ通知が行くようにすることもできます。

こうしてリアル店舗に近づいたユーザーにクーポンを配るなどの販売促進活動を展開するときにBeaconなどの技術が使われます。

話を戻しますが、このコペンハーゲンの空港の屋内フロアマップでは、そうして取得した屋内の位置情報をGoogle Mapをシートのうえに展開して、空港内に実在する店舗との位置関係を割り出して、表示させているのです。

屋外に強いGPSと、一方でBeaconをはじめとした屋内測位技術の合わせ技が、コペンハーゲン空港に奇跡をもたらしたのです。

まとめ

想像してみてください。

建物のなかでも自由自在にナビゲーションが可能なアプリケーション。

空港のような巨大な商業施設では、実は自分の知らない面白いスポットがあったり、実は宿泊施設やシャワー施設が存在したりすることもしばしばあります。

仮に空港のガイドマップを手に入れたとしても、自分の現在地と、行きたいスポットの位置関係や距離がわからなければ、やっぱり行くのが億劫うになりますね。

コペンハーゲン空港のアプリは、そんなユーザーに最高のナビゲーション機能を提供しました。

屋外で使えたナビゲーション機能が、空港のような巨大な屋内施設でも使えるのです。

すべての空港に、いいえ、すべての屋外施設にこのようなナビゲーション機能が普及されれば最高ですね。

 

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