タイ

バンコクからノンカイ、そしてビエンチェンへ!寝台列車で行ってきた

寝台列車に乗り込んで朝になれば景色が一変している。

その風景の移り変わりこそまさに旅の大きな魅力の1つです。

バンコク最大のターミナル駅から鉄道でタイとラオスの国境に向かうことができます。

出発時刻は午後8時。

日も暮れて長いバンコクの夜が忍び寄るのを前に、一路鉄道に乗り込む。朝7時前には国境の街であるノンカイ駅へと運んでくれます。

ここはタイの中心地にして各地への出発地でもあるのです。

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今宵あなたフアランプー駅から列車に揺られること10時間、国境の街ノンカイ駅と誘われます。

では旅を始めましょう。

乗車券を購入する

寝台列車の乗車券は700バーツ程度です。

切符は基本的に駅の窓口で購入することができます。

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切符窓口。日本でいうところの「みどりの窓口」

私は乗車する3日前に駅で事前に切符を購入しました。

それがこちらの切符です。

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ノンカイ駅行きの寝台列車の切符

このチケットの値段は688バーツ。

日本円にすると2000円程度です。

このチケットはコンパートメントの2階部分の料金です。

1階部分だと714バーツ。

購入はさほど難しくありません。

窓口でノンカイ行きの切符が欲しい旨を伝えて、コンパートメント内の上下どちらかを選択するだけです。

駅周辺の様子

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駅構内の広場。座り込んで出発を待つ旅行者で溢れている。

移動当日、発車の2時間前についてしまったので駅周辺にて時間をつぶしました。

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駅の周辺にはセブンイレブンから屋台まで揃っているのでここで腹ごしらえと飲料水などを準備するとおすすめです。

車内で飲み物を買ったりすることもできますがやはり割高なので。

ちなみに寝台列車内にアルコール類を持ち込むことは禁止されているので気をつけましょう。

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駅周辺の屋台

寝台列車に乗り込む

時刻は午後7時30分。

さあ、発車の30分前なのでホームにまた向かいましょう。

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写真右側の車両が今回乗り込む寝台列車です。

どうやら電車ではなくディーゼルエンジンの列車みたいです。

辺りにたちこめる排気ガスの匂いがどことなく懐かしさを漂わせています。

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寝台列車車両内の様子

このように中は思った以上の綺麗さです。

二階部分に寝具一式が備え付けられています。

発車してしばらくすると乗務員が車内改札を行います。

ちなみに無賃乗車の旅行者がいたらしく、自分たちの車両に5人も乗務員が駆けつけてきたので車内は騒然としていたのは思い出です。

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発車して数時間するとベッドメイキングが始まります。

日本の寝台列車に乗っている時はそうしたサービスは行われていなかったのでちょっとぜいたくな気分になります。

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このように乗務員が非常に慣れた手つきでベッドメイキングをしてくれます。

一つのベッドを整備するのに数分で終わらせるあたり、その作業の様子を見るだけでも感心させられます。

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ベットメイキング後はそれぞれのコンパートメントにカーテンが付けられます。

ちなみにベッド自体はかなり広々としているので、買い込んだ飲料水やら食料品を広げて一杯やりたくなっています。

ですがアルコールは禁止。寝台列車に興奮してベッド周りに物を散乱させてしまいました。

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ちなみにこちらが普通車の様子。

窓は開けられているところが多いのでガタンゴトンと騒がしいです。

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こちらは普通車よりもランクが高い車両です。

飛行機のビジネスクラスに近いような、ゆったり感が味わえます。

もちろんリクライニングして座席を調整することが可能です。

車内を歩き回ってみると、なんだかんだ寝台車両が一番グレードが高いですね。

寝台列車のレストランで食事

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発車前のレストランの様子

小腹が空いたらレストランへ。

一両だけレストラン車両が取り付けられています。

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厨房の様子

興味本位で厨房を覗いたら男性が一人で仕込み作業をしていました。

写真撮影の許可を求めて難なくOKの答えをもらったものの、他の乗務員に邪魔者扱いされてしまいました。

発車前の忙しない車内で決まりの悪い思いをしてしまったのは反省点。

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乗務員も客も関係なくここで時間を過ごすようです。

客がいなくなったのを見計らって一気にレストランは乗務員の溜まり場となってしまいました。

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こちらがレストランで注文した料理。

250バーツと非常に高価でしたが、味は良かったです。

酢豚のような料理に、赤い色をしたグリーンカレーがセットになっていて、パクチーのよく効いたスープを楽しみました。

デザートのリンゴが人差し指ほどの大きさだったのが可愛くて印象的。

ちなみに車内は基本的に禁煙ですが、このレストラン車両内であれば喫煙することができます。

ただし、こちらも深夜の時間帯には営業が終了してしまいますのでその時は悩みました。

そこで乗務員に聞いてみたところ

「トイレで吸ってくれ」

とのぶっ飛んだお返事が。まあいろいろと思うところはあったのですが、言われるがままトイレで一服するのも悪くなかったです。

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これがトイレの様子。

なんとお小水も何もかも車両の外に垂れ流しする仕様になっています。

清潔さは東南アジアの便所の中だと一般的な程度で、余裕の許容範囲です。

いよいよ国境の街へ

この寝台列車の旅も大詰めに。

目が覚めると車内はひんやりとした空気が立ち込めています。

バンコクを離れ内陸に移動した分、気温も低くなったのでしょう。

車窓から見渡す景色もバンコクと大違いの「田舎」です。

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普通車両の車窓から

モーニングコーヒーで体をあたためたくなるほどに気温の違いを感じさせられます。

もうここはラオスとの国境も近く、いよいよ景色の移り変わりが顕著になります。

車内放送で「ノーンカーイ!ノーンカーイ!」という威勢のいい声が聞こえてきたと思ったら、電車はすでにスピードを下げ始めていました。

さあ国境の街ノンカイへの到着です。

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早朝ノンカイ駅。旅行者の大部分はそのままラオスへの入国に進む

列車を後にして、改札を通過すると同じ国とは思えない景色に出会えました。

寝台列車に乗り込んだのはバンコク、一夜明けて降り立った駅はノンカイ。

10時間の旅が一時の眠りを覚ますとともに終わりました。

車内のレストランで偶然に日本人旅行者とお話しすることができました。

30代の夫婦らしく1ヶ月かけてタイ周辺を旅しているとのこと。彼らは、他の旅行者とは違い、すぐにはラオスに向かうわけではなく、一泊してメコン川の朝日と夕焼けを楽しむつもりらしい。

ワクワクした表情で話してくれた二人の邦人は実に楽しげでした。

そんな彼らの様子は、ラオスへの入国を目前に控えた私のワクワクをも映し出してくれているような気がしました。

 

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