サービス

どうやって儲けてるの?意外と知らないGoogleマップの裏技活用法と小ネタ集

みなさんご存知の通り、ちょっと前まで地図はお金を払って利用(購入)するものでした。コンビニや書店でよく見かけるあれです。

そこでお聞きします。iPhoneやスマホに入っているGoogleマップを使うのに、課金するよう要求されたことはありますか?

ちなみにGoogleマップのアクティブユーザー、世界で10億人です。10億人が使うような超大規模なアプリ、一体どうやって資金をやりくりしているのでしょうか。

今日は全世界の人々に地図を無料で開放してしまったGoogleマップの儲けの出し方と小ネタ雑学について見てみましょう。

Googleマップはどうやって儲けてるの?無料だと思うけど、でも…

Googleマップは、いや、そもそもGoogleはどうやって儲けているのか?なんて思う人は多いでしょう。

答えは簡単です。儲けようと思っている人(法人)から儲けるのです。これはGoogle製品の原理原則です。

一般ユーザーはGoogleマップを無料で使える

パソコンでGoogleマップを使おうが、スマホでGoogleマップのアプリを使おうが、基本的には無料です。

なぜなら普通のユーザーは儲けようと思わないからです。便利で使い易いサービスが利用できればそれでよし。

根本的に、Googleのサービスやアプリを使ってお金を支払ったことがありますか?

ほぼないはずです。

それはGoogleが「世界中の情報を整理して、誰でも使えるようにする」というミッションを掲げているからです。

お金を払わないと使えないようなサービスはGoogleのDNAには組み込まれていないのです。なのでGoogleマップは無料で使えます。しかし。

儲けを出そうとするとGoogleマップでも無料利用できない

どうして10億人が使うようなサービスが無料で使えるのか。

その答えは、民泊の代名詞であるAirbnbや自動車配車アプリのUber、ホットペッパー、食べログ、などがGoogleにお金を払っているからです。

このサービスの共通点はなんでしょう?

それは膨大な利用者数を抱えるサービスであり、利益を追求するサービスという点

そしてなにより、このサービスではGoogleマップの機能が利用出来るようになっています。

例えばAirbnbのAndroidアプリの物件検索画面。

つづいてUberのトップ画面。

見慣れたマップが背景にありますね。これ、Googleマップです。

つまり、企業がGoogleマップの便利な機能を、自分たちのサービスに組み入れて利益を追求しようとする場合にGoogleは課金するのです。

他にもGoogleマップでの広告表示等も収益源となっています。

わかりやすいところで言うと、あなたがExpediaやBooking.comで宿を探そうとしたり、日本交通のタクシー配車アプリを利用すればするほど、Googleは儲かる仕組みになっています。

Googleマップの収入部分を見てきました。

さて、もっとすごいのは、Googleマップのコンテンツ(口コミや渋滞情報)などはユーザーからほぼ無償で仕入れている点です。

Googleマップ上のコンテンツはユーザーからほぼ無償で仕入れている!

Googleマップが売っているのは情報。では、情報を仕入れて、整理するのにかかる費用をどうやって抑えるのか?

それが、Googleマップが儲けるための課題でしょう。

ところでGoogleマップがすごいのは、使えば使うほどサービス全体が改善され、使えば使うほど自分にとっても使い勝手が良くなる点。

それは機械学習が組み入れられており、ユーザーの検索や利用履歴をもとに、オススメや検索候補をGoogleマップが提示するのもあります。

これでGoogleマップは「仕入れた情報を整理する」という価値を売っているのです。

しかしそれだけではありません。儲けを出すためにはかかる費用を減らさないといけません。

お店だけでなくあらゆるスポットに口コミが表示される

この星印については一度はどこかでご覧になったことがあるかもしれまん。

ユーザーの口コミ評価が星印で表示されています。

Googleマップは世界中のユーザーが口コミや写真を投稿できるようにサービスを設計しています。

そうした口コミをたよりにまた別のユーザーがGoogleマップを使うという流れです。

この口コミ投稿が他のユーザーの参考になるもはもちろん。

さらに便利なのは混雑時間帯を表示してくれる点です。

これらもGoogleマップのユーザーの行動から収集したデータがもとになっています。

ユーザーはそうした混雑時間帯をチェックすれば、待ち時間をとられずに済んだり、スケジュールの見通しを立てやすくなります。

こうしたデータの多くは匿名化されたユーザーによって提供されています。

しかし、ユーザーはGoogleマップを使っていても全く課金されません。Googleマップへの行動データ提供の見返りとして無料でGoogleマップを利用できるのです。

つまるところGoogleはユーザーに口コミを投稿してもらったり、地図の修正点を指摘してもらうことで非常に安価に情報を常に仕入れ続けているのです。

ちなみに口コミ機能のすごい設計のおかげで、Googleマップは食べログやぐるなびといった口コミ投稿系のサイトを圧倒していくと考えられます。

というのも、いまのGoogleマップのビジネスモデルは前述の通り。

ところが食べログやぐるなびの収益源は…これら込み入った話は後日別記事にします。

Googleマップの渋滞情報はかなり精度が高い

車を運転するとなると多くの車両にカーナビがつけられています。

しかし僕はそれらを利用せず、スマホのGoogleマップを起動させます。

というのもGoogleマップの渋滞情報はとても精度が高いから。

どういう仕組みかというと、GPS機能をオンにしたユーザーから、2地点間の距離と移動時間から匿名のデータとして移動速度を割り出しているのですね。

もし世界中で10億ものアクティブユーザーがそのようにして情報提供されているとしたら?

当然データの母数が多くなり、そこから割り出される予測の精度が上がります。

また、10億という人数だけでなく、利用される時間が増えれば増えるほどよりデータの精度があがり、サービスは改善され、それがさらなる利用者数・総利用時間を向上させていくのです。

このようにしてGoogleマップはユーザーから提供される情報で、半自動的にサービスを改善し成長しているのがわかります。

さて、どのような便利な機能があるのかも含めて、あまり知られていない小ネタについても見ていきましょう。

Googleマップのルート検索は神。渋滞情報を考慮してくれるから。

Goolgeマップのルート検索は本当にすごいです。

なぜなら通過しうるルート候補の、現在の渋滞も考慮して最適なルートを出してくれるからです。

これは革命的ではありませんか?リアルタイムの渋滞情報をもとに、ユーザーに提供するルート情報をその都度変更するのですから。

ちなみにこうしたルート検索、実は未来予測機能なんかも付いています。

例えば、2018年のお盆頃のある地域のルート検索をしたとしましょう。

なんと2018年のお盆に起こるであろう渋滞を考慮してルート情報を提供してくれます

渋滞情報をもとにルートを出す。一般的なカーナビに従えば、到着時刻はズレて当たり前というのが僕の感覚です。

しかしGoogleマップ利用時はどうでしょう?あらためて検証のしがいがありそうですね。

Googleマップは高度な数学が駆使されている

「巡回セールスマン問題」を聞いたことがありますか?イメージはこんな感じです。

営業マンが6つの取引先をもっとも移動コストをかけずに回るにはどのルートが最適か?

この問題を解くにはかなり高等学校卒業程度の数学力ではとても太刀打ちできません。

しかしGoogleマップではこの計算を瞬時に成し遂げる力を持っています。

この問題を解きうる解放手順がGoogleマップには組み込まれており、主にUberなどのアプリ、すなわちGoogleマップの便利な機能を利用して造られたサービスで使われています。

ちなみに、具体名を出すと、この「計算力」を利用して生まれたのがGoogle Tripsだと言われています。

Google  Tripsは旅行でのスケジュールをユーザーに合わせて自動的に提案してくれるサービスです。

1日という限られた時間の中で、どうすれば見どころスポットを効率的に回れるのか?なんて問いを解決してくれます。

【日本語解説】Google Tripsが今までの旅行を劇的に変える?使い方まとめ

まとめ

地図は無料で使う物であり、どのルートで行くのかを決めるのなら最適なものがいい。

Googleマップはそうした「偉大な革新性」と「芸の細かさ」のどちらをも兼ね備えています。

ただただ便利なサービス(アプリ)というわけではありません。

Googleマップというのは、Googleのミッションがまっすぐに貫かれた地図アプリです。

ユーザーに利便性を提供しつつも、企業の抱えるビジネス上の課題を解決する力を合わせもちます。

盤石なビジネスモデルを構築しながら、サービスの改善も半自動的。

今回はGoogleマップの儲けの源と、ちょっとした小ネタを提供しました。

しかしGoogleマップの可能性はこれだけではありません。

いまやちょっとしたSNSとしてソーシャル性すら見に纏おうしています。これについてもどこかで改めて。

 

関連記事

  1. ギア

    旅するカメラマンにはナショジオのバックパックがオススメ!

    カメラの紛失や故障を回避するためにも、旅に出る際のバックパック選びは慎…

  2. ノウハウ

    登山初心者向け!行動食の基本的な考え方とオススメ商品

    山は地上と同じようにコンビニがある訳でもないので、事前に食料や水を用意…

  3. ギア

    1ランク上の登山装備へ!登山界に革命を起こしたGORE-TEXとは?

    過酷な環境で使用される登山ウェアは、品質が命に直結します。素材によって…

  4. ノウハウ

    登山初心者向け!登山計画の立て方と注意点

    山登りを安全に楽しく行うためには、登山計画が重要です。…

  5. アジア

    飛行機に乗り遅れそう!フィリピン航空スタッフが出発40分前まで僕を待っていてくれた話

    どう考えても飛行機のチェックインに間に合わないや…ってこと、一…

  6. ギア

    本当にそれで平気?初心者向け登山ファッションの基本 [トップス編]

    最近の登山ブームで、ウェアには機能性よりファッション性が先行しがちです…

NEW POSTS

PAGE TOP