ベトナム

ベトジェットのハイグレードチケット「skyboss」とは?サービス内容を紹介してみる

4.36ドルの航空券。

そして座席の位置だけでなくハイグレードなサービスが受けられると唄う「skyboss」という選択肢。

前回の記事ではベトジェットの破壊的な価格の航空券と、ベトナムを代表する格安航空会社たらしめたマーケティング施策を覗いてみました。

ベトナム国内の移動に際し、良さそうな航空券を探していて突如として遭遇した4.36ドルの航空券。あまりの安さに「セールでは!?」と疑ってかかってみたところ、セールチケットはすでに完売。一体いくらで販売されていたのやら…。

ベトジェットのハイグレードな「skyboss」を試しに予約してみた

普段であればこの圧倒的なコストパフォーマンスを前にすれば、恐れ多くも一瞬でポチっとするところでした。ところがここで少し手を止めて考えました。

「skybossという選択肢もあるのか」

どうやら「エコノミークラス」以外の選択肢もあるとのことだったので、そのグレードの詳細を調べていました。その値段はチケット単体で75.77ドル、もはや説明不能な金額差の存在に気付かされます。

その大きすぎる価格差ではありますが、skybossのチケットには以下のような付加サービスが提供される模様です。(英語引用)

Luxury waiting lounge
A warm welcome awaits all our passengers in such an elegant lounge to relax, work and entertain with available facilities:
• Private and quiet space
• Luxurious environment
• Free Internet access
• Diversity of newspaper/ magazines
• Food and beverages
• Professional service agents
* A number of the above facilities can be subject to change depending on the infrastructure of each airport

For your priority
You take priority in all services at the airport:
• Check-in priority
• Priority tag attached
• Free of 30kg checked baggage and 10kg hand baggage
• Priority of seat selection on flights
• Private vehicle priority
• Food & Beverage served on board

Flexible ticket policy
• No fee for your Date/flight/ Route change (*)
• Change schedule 3h before the departure time
• Channel:

出典:ベトジェット公式ページ

大まかには

  1. ラウンジ利用
  2. 搭乗時の諸優遇措置
  3. 予約の柔軟な変更

といったところです。いろいろなポイントがあり、すごく充実したサービスを受けられる…ような気がしてきました。さんざん考えた挙句、僕はこの「skyboss」を選択し、クレジットカードの決済をすませました。いったいどんな「おもてなし」が受けられるのでしょう。期待と不安が入り混じる中、搭乗当日を迎えます。

ベトジェット「skyboss」レポート!チケット価格の差はどこにあるのか?

ではいよいよベトジェットに乗り込みます!実際に提供されたサービスについて搭乗前・搭乗中・搭乗後の3つのプロセスに分けて見てみましょう。

ベトジェット搭乗前のおもてなし

先ほどのリストによると、僕が今回受けれるサービスは以下。

  • ラウンジ利用
    • Wi-Fi接続
    • 無料飲食
    • 雑誌類の閲覧

という具合なのです。しかし僕はこのラウンジ利用の特権を行使することなく時間を使っていました。理由は単純に忘れていたため(笑)というのもありますが、ちょっと空港が混雑していてそれどころではなかったのです。ラウンジらしきを確認できていれば「そういえば!」なんて思い出せたのでしょうが…。ちなみに、

  • 優先搭乗と航空機までの送迎

というサービスがあるはずでしたが、これも受けられることを忘れており、普通に飛行機に搭乗しました(笑)慣れないサービスは慣れないまま見過ごしてしまったのです。結論、搭乗前のおもてなしは自分のミスにより全て空振りに終わってしまいました…。

ベトジェット搭乗中のおもてなし

実は航空機に搭乗してから初めて、自分が「skyboss」のおもてなしサービスを受けられることを思い出しました。

なぜか。それは僕の席が最前列から2番目の席で、僕以外に一組の乗客しかそのエリアにおらず、後ろに目をやれば満席に近いほどの着席率でした。なんというかこの席周辺だけの空き具合、一般的な航空機のビジネスクラス席に漂う何とも言えない「特別感」がこのエリアの極端に低い混雑率から放たれていたからです。気のせいではないはず。

そして席につく。

たしか、機内で何か注文できるんだったよなあ…と思い起こすも、おそらく離陸後だろうと、窓の外に目をやっていました。すると、客室乗務員がこちらに歩み寄り、「失礼ですが、チケットを拝見させてください」と申し出てきました。

いや、席は間違えていないはずだが…と思いながらもチケットを確認してもらうと、少々の驚きを抑えるようにして「お客様、ようこそ」と厚遇を受けます。おそらく僕の周りの「skyboss」エリアに、僕以外の乗客がほとんど乗っておらず、かつ僕みたいな外国人が間違って別の座席にすわってしまったのだろうと心配され、声をかけられたのでしょう。いたしかたなし。

そしてしばらくすると「お客様、お水をどうぞ」としてWelcome drinkがサービスされました。思わぬ形の思わぬ「おもてなし」に、ちょっと戸惑いを覚えます。お水、実に無難だ(そういえばラオス – タイ間の短距離飛行機のプレミアムエコノミーであればもっとゴージャスで新鮮なフルーツジュースなどがサービスされたかと…)

とはいえ、せっかくのサービスですから、快くお水を受け取りグビっと飲み干し、離陸を迎えます。すると別の乗務員がこちらに歩み寄ってきました。

「お客様、こちらのなかからお好きなお飲み物、お食事を2つお選びください。」

すばらしい!さすがはこの金額差の「skyboss」だ!なんて舞い上がるもつかの間、手渡されたメニューに目をやると、「コアラのマーチ」やらスナック菓子や軽食、ミネラルウォーターがメインでした。しかし、高い期待値なんて捨てるべきなのです。僕はありがたく「コアラのマーチ」とお水を受け取り、ちょっとした記念撮影をするのでありました。

さてさて、航空機がそろそろ着陸の準備に入った模様です。あっという間の飛行時間にあっという間の「skyboss」でした。

ベトジェット搭乗後のおもてなし

いや、まさか最後にこのような形で「おもてなし」を受けるとは想像もしていませんでした。

わずか数十分のフライドが終わり、ダラットのリエンケオン国際空港に到着しました。飛行機が一本しかないと思しき滑走路をゆっくりと進み、空港施設の手前で止まりました。完全に停止したところで、係員が安全確認を済ませます。さあ、いよいよダラットに乗り込むぞ~、と意気込みます。僕は降機を待つ人の列に並び、先頭から2番目に位置していました。

ところがここで意外な展開に。スタッフがこちらに向かって何か指示を出します。

「お客様、さあ、お降りください」

いや、僕は先頭から2番目に並んでいるのだから、列をすっ飛ばして降りる分けにはいかないだろ、なんて思っていたのですが、

「skybossのチケットのお持ちのお客様は先に降りなければなりません」

そう言われて後ろを振り返ると、「早く降りろよ日本人」みたいな視線を想像してしまい、気分が辛くなったので一目散に飛行機を後にします。

すると、一台のミニバンが待機しているではないですか。全員が乗るにはあまりに小さいですし、かといってこんな近距離をミニバンで乗るのもなあ、と思っていたら運転手がクラクションを鳴らすではありませんか!ビクっとして運転席に目をやると、「早く乗れよ」との仕草が。言われるがまま乗り、他の乗客を待つのかと思いきや、僕だけを乗せてドアが閉められ、ゆっくりと発車していくじゃありませんか!

どうやらこれも「skyboss」の優待サービスらしく、飛行機までの送迎サービスらしいです。なんてことでしょう。歩いても大した距離ではないですし、早く空港を出たところで、ダラット市街地までのバスに早く乗り込めるだけ。そして100mもあるかないかの距離をミニバンで送ってもらいました。他の乗客は歩いてこちらに向かい、荷物を受けとって空港をあとにしようとします。

なんとも言えぬ「skyboss」のおもてなしに少々の戸惑いを覚えるも、普通のチケットとの金額差の謎にちょっとだけ近づいた気がします。

ベトジェットのskybossでの「おもてなし」まとめ

結局のところ、僕がベトジェットのskybossで受けた「おもてなし」は以下。

  • Welcome Drink(お水)
  • コアラのマーチ
  • ミネラルウォーター(お水)
  • 優先降機
  • 送迎サービス(降機のときだけ)

本来ならラウンジが使えるはずで、搭乗時の送迎サービスも受けられるはずでしたが自分のミスにより無しに。

ダラットのリエンケオン国際空港の様子

これがskybossのおもてなしです。ビジネスクラス並みの期待値設定は避けるべきでしょう。ただ、飛行機に早く乗り込んで早く降りられるのは良い点かもしれません。それに今回はノーチェックでしたがラウンジを利用できるのもありがたいです。ただし、プライオリティパス提示で利用できるラウンジだとしたら割高感…ということで、以上ベトジェットのskybossレポートでした!

 

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