オーストラリア旅行へは観光ビザが必要!ETASの基礎知識と申請方法

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オーストラリアへの入国にはビザが必要です。ご存知でしたか?

当サイトのライター2人でオーストラリアを訪れる際、僕は日本からメルボルンへ。もう一人は諸事情でマレーシアからメルボルンへ来るとのことで、現地待ち合わせの予定を組みました。

しかしチェックイン時にトラブル発生。なんとオーストラリアに入国する際には「ETAS」と呼ばれる観光ビザが必要だそう。

そんな事を全く調べていなかった僕達は離陸直前にてんやわんや。もう一人はマレーシアにいるしどうしよう...

今回実体験を踏まえ、オーストラリア観光ビザ「ETAS」について解説していきたいと思います。


オーストラリア観光ビザ「ETAS」とは?

オーストラリア観光に必要なビザ「ETAS(イータス)」はElectronic Travel Authority Systemの頭文字を取ったもので、電子旅行許可システムという意味です。最後のSを省いて「ETA」と表記されることもあります。

旅行者の基本的な情報(氏名・パスポート番号・生年月日)などがオーストラリア移民局のコンピュータに送信され、認可されれば電子的に登録され、観光が可能になるという仕組み。

僕も少し驚いたのですが、ETASは「電子証明」なので、パスポートにスタンプやシールを貼る従来のビザとは全く異なるんですね。

ETASの申請資格

オーストラリア観光ビザを取得するためには、以下の申請資格を全て満たす必要があります。

注意点としては、他に有効なビザ(学生ビザなど)を持っていると申請が出来ない点です。

  1. ETAS登録資格(対象国籍)のあるパスポートを所持していること
  2. 渡航目的の目的が以下のいずれかであること「観光」「親族友人の訪問」「ビジネスミーティング」「会議・展示会・イベントへ出席」
  3. 1回の入国につき滞在日数が3ヶ月以内であること
  4. 健康で犯罪歴がないこと

引用 : JAL ABC -ETASの取得条件

ETASを申請する3つの方法

ETASの申請方法は以下の3パターンあります。

ETASの申請方法

  • オーストラリア大使館で申請
  • 旅行会社へ依頼
  • ETAS登録代行会社へ依頼

それぞれ詳しく見ていきましょう。

オーストラリア政府の公式サイトから申請する場合

申請料金...無料(実際は20豪ドル)
取得目安...登録後すぐ

こちらは政府サイトからの申請なので、一番安心できますね。
インターネットが利用できる環境なら24時間いつでも申込みが可能ですし、日本語にも対応しているので、英語が苦手な方でも申込みしやすいです。

ETAS申請に必要なもの

  • 有効なパスポート
  • クレジットカード
  • Eメールアドレス

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申請料金に関して無料(実際は20豪ドル)と書いた理由としては、オーストラリア政府に対する申請料は無料ですが、ETAS取得システムの運営・開発をしている会社へのシステム利用料がかかるからです

20ドルの料金はETAS取得代行会社と比べると高いですが、政府運営なので安心感は得られますね。

旅行会社へ依頼する場合

申請料金...旅行会社による(以下は目安の料金)

近畿日本ツーリスト3,240円
H.I.S2,200円
日本旅行4,320円
JTB要相談

取得目安...旅行会社による

ツアーなどでオーストラリアで渡航する際は、旅行会社側が取得を代行してくれる事が多いです。
しかし、あくまでもツアー参加者やオーストラリアへの航空券購入者に対してのサービスの一つ。

トラブル防止のためにも、ツアー申込時に確認する事をオススメします。
こちら側で用意するものは旅行会社の指示にもよりますが、一般的にはパスポートのみです。
どうしても他人任せの取得方法なので、取得後に自分でも確認してみましょう。

ETAS取得代行会社へ依頼する場合

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ETASの申請で最も安価で取得可能なのがETAS取得代行会社へ依頼することです。政府運営に比べると信頼性が薄いのがデメリットですね。
インターネットで全て完結できるため、早い・安いが売りです。

申請料金...取得代行会社による(以下は目安の料金)

JAL ABC800円
ビューグラント500円
テレキュート1,260円
ヒューマンジェルス680円

取得に要する時間は会社にもよりますが、大体が1~3営業日ほど。早いところは午後出発なら当日でもOKなんてところも。
取得完了後は、登録証明がメールまたは郵送で届きますので、無くさないように保管しましょう。

ETAS取得に関してのまとめ

個人的には代行会社が安いので気になりますが、安心感で選ぶならばオーストラリア政府サイトからの取得でしょうか。

やはりビザなどの入国関係は不安ですからね。

とにかく「オーストラリアへの渡航が決まったらETASを取得する」ということは常に頭に入れておきましょう。

当日チェックイン時にETASの存在を知った話

オーストラリアへ渡航する際は、必ず搭乗前のチェックイン時にETASを取得しているか照合されます。

そのため、現地に着いてから入国できないという事は無いんですね。

ここからは僕達が出発当日にETASの存在を知り、その後どうなったかというエピソードを書いていきます。

ビザの申請が間に合った場合

僕が搭乗予定だったのは、ジェットスター航空の「成田~メルボルン」の直行便です。

「一週間程日本を離れるし、うどんでも食べようか、でも先にチェックインだけ済ませておこう」そう思いチェックインカウンターへ。

すると受付のお姉さんが「なんでビザ取ってないんですか?」と怖い口調で問い詰めてきます。

「ビザ...?」と完全に知らなかった僕はETASの説明を受け、慌てて取得代行会社を探します。

しかし、もうチェックイン締め切り時間は目の前。

もたもたしてる僕を見て「ジェットスターの方で取得します。3000円かかりますがいいですか?」と提案してくれました。

航空券が無駄になるより安いのは明白なので、即欠でお願いしました。

これが功を奏し、10分足らずで取得が完了。

本来ならばジェットスターではETAS取得代行などは行っておらず、今回のような緊急の場合のみ対応するようです。

「次回からはちゃんとお願いします」と終始怒られていましたが、無事に搭乗できて助かりました。ありがとうジェットスター。

ちなみにうどんは食べれませんでした。

ビザの申請が間に合わなかった場合

僕が致命的なミスに気がついたのは、もうボーディング(搭乗)を済ませ、自分の席に着いた時でした。

エアアジアの綺麗なお姉さんが、機内で僕の座席の隣の隣の夫婦に、オーストラリアの「ビザ」を持っているかどうかの確認をしていた時です。

僕の頭の中には「VISA」とは何かの自問が始まりました。ビザとは、はて。

そして特に答えが出ない間に、ついにエアアジアの深紅の制服に身を包んだナイスバディなお姉さんが僕の前にもやってきました。

表現しきれなほどの焦燥感が、せっかくのお姉さんの美しさを霞ませていきます。ビザって必要だったのか…。

「お客様、オーストラリアのビザはとってありますか?」

恥ずかしながら打ち明けましょう。

僕は日本のパスポートは全能だと思っていたのです。

どの国であっても短期滞在であればビザなしでの入国が可能だと思っていました。

しかし、現実にはビザが必要な国が存在した模様です。

もう飛行機に乗っている僕にビザの有無を問うとは何と残酷な仕打ちでしょう。

絶体絶命のピンチに何も頭が働かなくなります。

僕の目の前の係員がとってつけたような困惑と哀れみの表情を浮かべているのが憎い。僕の視界が徐々に灰色に覆われていくのがわかります。
結局僕はスタッフの指示に従い、荷物を持って飛行機を降りざるを得ませんでした。

ビザなしでの航空機への登場は認められていなかったのです。

僕は今しがた通った搭乗通路を逆走している光景に、半ば信じられないような、それでいて妙に開き直った気分に陥りました。

ボーディングカウンターへと戻ると、数分前に「Enjoy!」と送り出してくれたスタッフたちに再び迎えられてしまいました。

彼らが僕を笑っても、甘んじるしかないのです。

スタッフが事情を話してくれました。

「オーストラリア入国に際してはETASという短期滞在用のビザをオンラインで申請しなければなりません。あなたはそのビザが未申請でした。」
僕はそんな無機質なやり取りに、何とも言えない虚脱感に襲われながらもこのように質問をしました。

「じゃあ、どうしたら良いですか」

スタッフは答えました。

「今すぐにお持ちのスマートフォンなどでETASを申請してください。」

リュックにしまったスマホを取り出そうとしたその瞬間、僕が先ほどまで乗っていた、しかも席までアップグレードしていたエアアジアが滑走路へと進んでいきました。

飛行機の後ろ姿を目で追う羽目になったのは人生で初めての経験です。

ETAS未申請の哀れな旅行者を襲った仕打ちは搭乗拒否、そしてチケットの買い直しという重すぎる罰ゲームでした。

まとめ

僕は搭乗できたのですが、もう一人は搭乗出来ないという事態に。

次の便での出発になるため、夜間到着のはずが朝方到着になってしまいました。

そのため、僕はメルボルン空港で一夜を明かす羽目に...
メルボルン空港での空港泊についての記事はこちら

違う場所から出発して、外国で待ち合わせすることの難しさを痛感しましたね。

「トラブルは旅の醍醐味だ!」と思いつつも「次回からはもっと事前のリサーチをしっかりしよう」という良い教訓にもなった出来事でした。

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