フィリピン=マニラの治安は?安全なケソンと心配なレクト駅周辺の比較

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MRTレクト駅周辺の様子

フィリピンのマニラって治安悪そう、怖いなあ…と最初は思っていました。

なんだか交通量も多いですし、道路に生じた渋滞に、物売りが1台1台やってきたりするという話を聞いたからです。

それだけ貧富の格差が多いのかな、心配だなと、僕はフィリピン到着まで落ち着かなかったです。

しかし百聞は一見にしかず。

マニラを実際に歩いてみれば全てがわかりました。

結論から言えば「思っていたほど」危ない思いをしなくて済みました。

そしてなによりマニラは地域によって様相が変わるということです。


マニラのカティプーナン駅(ケソン)周辺の様子

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アテネオ大学近く。写真右手には大学の広大な敷地。

この地域はとにもかくにもマニラ内のなかではダントツの治安の良さだそうです。

それもそのはず、カティプーナン駅周辺にはフィリピン最高峰の私立大学であるアテネオ大学あり、その存在が大きいでしょう。

どうしてアテネオ大学の近くだから治安がいいのかというと、この大学、めちゃくちゃなボンボンしか入れない大学といっても差し障りのないところなのです。

金持ちだからアテネオに行けるのか、アテネオに行けたから金持ちなのか、もはやわかりません。

そんな富裕層御用達な大学近辺、やはり街の人に聞いてみても治安がすこぶる良い様子です。

この大学には良家の子女が集うことで有名です。

フィリピンの著名人や政治家といった人々もここ出身が多いのです。

日本で言うところの早稲田大学や慶応大学といった位置付けです。

僕がお話を聞かせてもらったらご婦人は、大統領のお嬢さんと同級生であると自慢げでした。

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大学周辺のカフェの様子

このような大学ということもあり、周辺の治安は全く問題がありませんでした。

夜遅くに僕が宿泊していた宿近くのコンビニに訪れても、まったく身の危険を感じることも、その光景を目の当たりにすることもありませんでした。

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宿泊していたケソンエリアの夜の様子

一見すると通りは明るいわけではなく、写真にはゴミ置場が写っています。あまり衛生的でなく、どこか「乱れていそう」な様子なのですが、ここに滞在した2週間では特別騒動が起こったり怖い話を聞くようなことはありませんでした。

マニラのレクト駅周辺の様子

落ち着いた、お金持ちの集うケソンエリアとは打って変わってマニラのレクト駅周辺にやってきました。

ここは街ゆく人の多さと交通量に圧倒されてしまいます。僕はこの駅周辺に「ISETAN」があると聞いてやってきました。

教えてくれたのはフィリピン人の友人であるラリ。

現地で仲良くなった彼と一緒に行動したので特段問題なさそうでしたのですが…。

彼は日本での就労経験があり、日本語にも堪能な様子。

母国でまさか日本人と知り合えるとは思っていなかったらしく、初対面にもかかわらず僕に暖かく接してくれました。

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ご覧の通りいかにも「東南アジア」っぽい活気に溢れる様子です。

ジプニー(軍用輸送車を改良したバスのようなもの)が盛んに排気ガスを放ち、人々は忙しなく街を行き交います。

そんな雰囲気の街は180度ケソンシティとは違った様相を伺わせています。

「気をつけろ。ここはケソンとは違うからな。お前なんてドルマークにしか思われてないかもしれないしな、はは!」

そう注意してくれてフィリピン人の優しくも陽気なラリ。

しかし忠告を受けて数分で冷や汗をかかされることになりました。

リュックを脇に抱えてチャックを開けられないようにと気をつけていたのですが、後ろから強引にもチャックを開けられてしまいまったのです。

すぐさま振り返ると犯人と思しき少年二人組は一目散に逃げてしまいました。

何か盗まれてしまったのだろうかと不安になりリュックサックをチェック。

幸い、開けられたのはリュックの何も入っていない部分でした。

ほっと一息ついたところでラリの表情を伺うと、彼が「そら見たことか!これだから日本人ってのは本当に不用心だ!はは!」と僕をバカにしてくれました。

これはこれで怖さも焦りも一瞬で吹き飛ばしてくれた彼に感謝です。

まとめ

やはり百聞は一見に如かず。

それは、ケソン周辺は驚くほどの治安の良さであった一方、そのエリアを外れれば街を歩くのにも注意を要するということです。

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フィリピンといえば新興国の一つであり、貧富の格差が激しいイメージでした。

確かにそのイメージはケソンシティの様子を見ればある一面は正しいように思えます。

それゆえに、ケソン周辺では物を盗らずともゆったりと生活できる人々が当たり前のように暮らしていました。

ところがレクト駅周辺は、やはり盗難や強盗に気をつけなければならないのだなと感じます。

それでも「新興国あるある」の金銭や貴重品を奪われる事態を避けられたのは幸いでした。

こうした「身の危険の感じ度合い」というのは意外と正しいようにも思えます。

お金持ちのエリアでは凶悪犯罪が比較的少ないのに対して、やはりその他のエリアでは同じようにはいかないのです。

最後に、フィリピンで知り合った滞在歴1年弱の日本人のお話を少し。

「なに、レクト駅周辺を歩いたって?あんなとこ日本人が行くような場所ではないよ。物盗られなかった?」

海外旅行で知らない場所を訪れる際は、事前の調査と綿密な準備、そして万が一の事態のための心構えが必要なのだなと改めて感じました。

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