今すぐ旅に出よう!私的オススメロードムービー[映画編②]

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前回の記事では、オススメのロードムービーを紹介しましたが、引き続き本記事でもオススメの作品を紹介していきます。

前回の記事をご覧になっていないかたはこちらからどうぞ。


旅というよりは遭難だけど・・・「ライフ・オブ・パイ」

ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日(原題: Life of Pi)は、ヤン・マーテルによる2001年の小説「パイの物語」を原作とする作品です。

第85回アカデミー賞で11部門にノミネートし、監督賞、作曲賞、撮影賞、視覚効果賞の最多4部門を受賞した名作です。

1976年、インドで動物園を経営するパイ(スラージ・シャルマ)の一家はカナダへ移住するため太平洋上を航行中に、嵐に襲われ船が難破してしまう。家族の中で唯一生き残ったパイが命からがら乗り込んだ小さな救命ボートには、シマウマ、ハイエナ、オランウータン、ベンガルトラが乗っていた。ほどなくシマウマたちが死んでいき、ボートにはパイとベンガルトラだけが残る。残り少ない非常食、肉親を失った絶望的な状況に加え、空腹のトラがパイの命を狙っていて……。

引用 : シネマトゥデイ

本作品はロードムービーが該当するかは微妙なところですが(旅というよりは遭難なので)、個人的に好きな作品なのでぜひ紹介させて下さい!

予告編や邦題などでは「トラと遭難した」という点がピックアップされているのが残念ですが、本作の素晴らしい所は、さまざまな宗教感が直接的、あるいは隠喩として描かれているところです。

こちらの予告編を見ていただけると分かるのですが、日本版の予告編では宗教的な側面は全く描かれておらず、映像美にスポットライトが当てられていますよね。

しかし、当作品の見どころは、映像美だけではありません。

ライフ・オブ・パイは単なる映像美の作品ではない。

アカデミー賞の視覚効果賞を受賞している作品だけあって、映像自体はとても圧巻です。

ぜひ大きなスクリーンで見ていただきたい作品です。

さて、主人公のパイですが、敬虔なヒンドゥー教徒である母、近所にあるイスラム居住区といったように、信仰の種が多く存在していたことなどから、彼は様々な宗教に興味を持ち、ヒンドゥー教とキリスト教とイスラム教とを同時に信奉するようになります。

動物園を営んでいたパイ一家ですが、補助金が出なくなりカナダへの移住を余儀なくされてしまいます。

乗船した日本の貨物船で、ベジタリアンの母親は肉の無い食事を頼みますが、コックは肉を抜こうとせず。

親切な仏教徒が肉汁ライスを手に、「肉汁ライスは肉じゃないから」と勧めますが結局パイたちは手を付けませんでした。

このシーンで主人公パイは、自分が信仰していない宗教の人に初めて出会い、戸惑います。

遭難後のシーンでは、キリストの与える罰と救済が、それぞれ海や嵐、太陽や島などの現実としてパイの前に現れていきます。

この映画は、宗教に関する事前知識があるかないかで大きく評価が変わってしまうでしょう。

・宗教に関しての知識がない⇒「映像がキレイな作品。トラと遭難して生き抜く話」

・宗教に関しての知識が多少ある⇒「パイが信仰を求め彷徨う巡礼の物語」

ネタバレになってしまうので、これ以上の深掘りは避けますが、人によって受け取り方が全く変わってしまう作品なので、わかりづらい作品と評される事が多いです。

わかりづらいからこそ、さまざまな人の考察があり、議論が起こります。

このような議論が巻き起こるのが個人的に"良い映画"だと思います。

みなさんも、ぜひ当作品を見て自分なりの考察を導き出して下さいね。

バラバラの家族を一つにする旅「リトル・ミス・サンシャイン」

リトル・ミス・サンシャイン(原題:Little Miss Sunshine)は、2006年にアメリカ合衆国で制作された、ロードムービー。

制作費は800万ドルと非常に低予算(前述のライフ・オブ・パイは1億2000万ドル)で、製作期間は2週間という過酷な条件で制作された映画ですが、世界興行収入は1億ドルを超え、第79回アカデミー賞では作品賞を含む4部門にノミネート、脚本賞と助演男優賞を受賞しました。

小太りの眼鏡っ子、オリーヴ(アビゲイル・ブレスリン)の夢は美少女コンテストで優勝すること。地方予選で繰り上げ優勝した彼女は、独自の成功論に取りつかれる父リチャード(グレッグ・キニア)や母のシェリル(トニ・コレット)、自殺を図ったゲイの伯父フランク(スティーヴ・カレル)らと車で決勝大会の会場を目指す。

引用 : シネマトゥデイ

当作品は、今でもロードムービーの元祖と評される作品で、多くの批評家に高く評価されています。

カリフォルニア州で行われる美少女コンテストの予選を通過したことから、居住地のニューメキシコ州から800マイルを古ぼけたバスで旅する物語。

諸事情で家族全員が同行しなければならなくなり、その道中で家族はさまざまな個人的な問題に直面します。


この作品も例に漏れず、内容が非常に重たいのでなかなかオススメしにくいのですが、個人的には何度も見直すほど好きな作品となっています。

800マイルの旅で家族が一つになる

この作品は、文句のつけようが無いほどよく出来ている作品です。

僕もこの映画に出てくる家族のように、負い目を感じて生きています。大人なら誰しもがそうでしょう。

しかし、美少女コンテストに出場を夢見るオリビアは、底抜けの明るさと自信に満ち溢れています。

ぽっちゃりメガネのオリビアに対して、コンテストでは華やかな子どもたちばかり、勝敗はコンテストに出なくても分かりきっています。

大人たちはオリビアが恥をかかないように、コンテストへの出場を辞めるように説得しますが、結局はステージに上がることに。

「恥をかく」そんな心配をしているのは、大人たちだけなのです。

どれだけブーイングが起ころうとも、演技を辞めない彼女を見て家族たちは気づきます。

「負けるとわかっていても、向き合うことの大切さを」

年をとるにつれて、恥をかくことが怖くなります。

しかし、恥をかくことよりも大切にしなければならない事。それに気づくことができるかどうか。

あんなにバラバラだった家族がした選択には勇気づけられるものが有ります。

みなさんもぜひこの映画をみて元気をもらって下さいね。

まとめ

さて、今回も個人的なオススメのロードムービーを紹介してきました。

他にも名作といわれているロードムービーは数多くありますし、毎年多くの映画が公開されています。

僕も常に動向は追っているので、オススメの作品があったら紹介します!

みなさんも個人的なベストムービーを決めてみて下さいね。

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