タイ旅行に行くのに、どのような通信環境を準備しようか、迷いますよね。
僕の場合はWiFiルーターをレンタルするか、現地でSIMカードを購入するのかで結構迷っていました。
結論、正直申し上げるとタイならSIMカードを現地で購入した方が圧倒的、圧倒的なコストパフォーマンスです。
ですが、自分のお持ちの端末はSIMフリーではないよ、という人は結構いるかと思います。
さて、今日は非SIMフリー端末のユーザーの方向けに、コスパの良い通信手段を整える方法として、どのWiFIルーターをレンタルするべきなのかをご紹介します。
この記事を読めば、SIMカードという選択肢を把握しつつ、WiFiレンタルの比較ポイントを押さえられ、かつコスパの良いタイ旅行のための準備が整うことでしょう。
目次
タイ旅行でおすすめのレンタルWiFiはWi-Ho!
後ほどしっかりとご説明しますが、タイ旅行では現地でSIMカードを購入するのがベストです。
正直言ってWiFiルーターをレンタルするのが、ちょっぴりためらわれてしまうほど。
ですが、SIMフリーの端末を持っていないとき。
そんな状況下でも日本と同じようにLINEやInstagramを楽しむためにはどうしてもWiFiが必要になりますね。
僕がおすすめするのは、もっとも金額が安いのに、通信容量についても3つのパターンがあるブランド。
それはWi-Ho!です。
このブランドは韓国・台湾・ハワイといった日本人に人気の旅行先を除けば、圧倒的なコスパの良さでサービスを運営しています。
1日600円代で、日本と同じように4G LTEが使えます。
そしてさらに、1つのWiFiを複数人で利用することも可能です。
ぜひ検討の候補にあげてみてくだいね。
タイ旅行にレンタルWiFiは本当に必要なの?
タイ旅行にWiFiが必要なのかどうか。
この問いかけへの答えは「WiFiでなくとも構わないが通信環境は絶対必要」となります。
僕は過去に2回タイに訪れ、初回の入国では日本国内でWiFiを手配し、二度目のタイ入国では現地でSIMカードを購入しました。
そのどちらの経験も踏まえて僕なりの考えを明らかにしたいと思います。
タイではSIMカードが断然おすすめ

バンコク=ドンムアン空港のSIMカード販売ブースでの一枚。
正直言ってSIMカードのコストパフォーマンスは衝撃的です。
1週間の4G通信量無制限で600円程度!
空港の中のブースでSIMカードを購入すれば、スタッフがそのまま設定まで終わらせてくれるおもてなし。
しかも通信速度は日本と違和感がなかったです。
もし日本でWiFi(500MB, 1日1200円)をレンタルすると、4泊する旅程であればSIMカード8枚分の費用になってしまいますね。
こんなコスパ最高のSIMカードではあるものの、SIMフリー端末を持っているかどうか、もしくはドコモやau、SoftbankのキャリアのSIMロックを解除しなければ利用できません。
タイ旅行ではSIMフリーでなければレンタルWiFiの用意が必要
SIMカードを購入するには、端末の費用も考えるとちょっとハードルが高いですね。
なので次に考えるべきは、あらかじめ日本でWiFiをレンタルしておくというもの。
普段日本で利用するのと同じ感覚で海外旅行先でもiPhoneやスマホが利用できます。
もっといえば、海外旅行先では土地感がなければGoolgeマップなどのナビゲーションアプリにお世話になることも多いでしょうし、ふと気になったことがあればすぐに検索したくもなりますからね。
バスに乗ったとき、今自分がどこを走っているのか?
もしくはタクシーに乗ったとき、運転手は遠回りをしないかどうかGoogleマップで確かめたり。
そんなときにすぐにネットに接続できる利便性は、海外旅行をもっと快適にしてくれることでしょう。
レンタルWiFiの必要性まとめ
- Goolgeマップなどのナビゲーションアプリは旅行に必須
- 本当はSIMカードが安くておすすめだが、SIMフリー端末を用意するのに費用と手間が発生
- WiFiルーターをレンタルするのが一番手軽で効果的
タイ旅行でおすすめのレンタルWiFiを選ぶなら!

スワンナプーム国際空港の出発ロビー。
できればSIMカードを現地で購入したい…けれど普段はあまり海外旅行に行かないという人にとってはSIMフリーの端末を使いこなすのは大変です。
とはいえ海外旅行に無料の公共WiFiだけで挑むにはやっぱり心もとないですね。
なので、用意も簡単で事前準備がさほど必要がないレンタルWiFiをちょっと検討してみましょう。
現地でSIMカードを用意するほどではないにしろ、コスパの良いレンタルWiFiはどれになるのでしょうか?
公共WiFiで航空券を購入!?
公共WiFiは無料で使えることが多いので、SIMカードやWiFiがない時にはありがたい存在。
しかしながら、不特定多数の人が利用していて混雑しており、通信速度はもっさりとしてて遅いですね。
なにより最も危険なのは暗証番号の入力を伴うクレジットカードなどの利用です。

ラオス=バンビエンの飲食店。どのお店も無料のWiFiを用意しているが、通信は遅く、不安は尽きなかった。
僕は一度だけ、一度だけラオスの片田舎でバンコク行きの航空券を入手するために公共WiFiを利用しました。もう気が気ではありません。
通信速度は遅いし、もしかして誰かに不正利用されないだろうか…なんて気が重くなるばかり。
もう2年も前の話になり、結局のところ不正に利用されることはありませんでしたが、下手をすれば大変な金額の請求が訪れていたかもしれませんね。
なので、SIMカードでもWiFiルーターでも、無料のWiFiよりは安全な方法で通信を確保しておくのがオススメです。
本当はレンタルWiFi各社を充分に比較したい
WiFiルーターのブランドは意外に多く、どれを選べばいいか分かりにくいですよね。
実はどのレンタルWiFiも現地の通信キャリア(日本でいう三大キャリア)の回線網を利用させてもらっています。
なので各社の回線速度自体は3Gか4Gの違いが決定的であり、あとは大して差がつきにくいのが現状です。
つまるところ、日本でよく聞くWiFiルーターの各ブランドは、
- レンタル料金
- 受取対応空港数
- サポート
の3項目以外には差別化がちょっと難しいのです。
あとは各社が広告にどれだけお金をかけているのかによって、私たちの認知度は大きく変わりますね。
なので、各社の料金を丁寧に比較しても、自分に本当にあったプランを選ぶのは難しいですし、WiFiルーターを選ぶのに時間をかけるよりも、1つでも多くの観光スポット情報を収集する方が有意義なんじゃないかなとも思います。
下の表は、主なレンタルWiFiブランドのタイでの利用料金比較をしたものです。オススメは4Gで500MB以上の通信量のものですね。
(下の表は横スクロール可能です)
4G(通常) | 4G(大容量) | 4G(超大容量) | |
680円(250MB) | 980円(500MB) | 1180円(1GB) | |
- | 1280円(500MB) | 1580円(1GB) | |
850円(300MB) | 1180円(500MB) | - | |
- | - | 1250円(無制限) | |
970円(250MB) | 1170円(500MB) | 1370円(1GB) |
当サイトがおすすめするレンタルWiFi

羽田空港のカウンターにて。
さて、これから紹介するのは主に3つのパターンです。
価格重視、通信量重視、ブランド・利便性重視の3点で見ていきましょう。
WiFiレンタルで通信量を重視するならJAL ABCがオススメ
「私は海外でも大容量の通信ができる方がいい」という場合にはJAL ABCがオススメです。
今回紹介する中では、たった1社だけ通信量を無制限で提供しています。
1日あたり1250円と、値段は少々張りますが、ある意味で日本よりも快適な通信環境を味わえるのではないでしょうか。
ただ、個人的には1日で1GB以上も通信を行うシーンは少ないのでは?とも思いますが、予算に余裕がある場合にはグローバルWiFiと合わせて検討するのもよいですね。
WiFiレンタルでブランド・利便性を重視するならグローバルWiFiがおすすめ
「やっぱり認知度の高いブランドを利用したい!」「使いやすく、サポートがしっかりしてるブランドがいい!」
という具合にブランド・サービス重視であればオススメなのはイモトのWiFiかグローバルWiFiですね。
この2ブランドはいろいろなセクションでPRに力を入れているので、一度は聞いたことがあるという人は多いのではないでしょうか。
また、グローバルWiFiは、国内の多くの空港でWiFiの受け取り・返却対応が可能になっています。
特にグローバルWiFiは申し込みサイトの中にチャット機能が組み込まれているので、何かわからないことや気になったことがある場合には、素早く解決できるという利便性があります。
このようにイモトのWiFi、特にグローバルWiFiは料金設定が高めな分、一般的な知名度が高かったり、対応空港数が多い、そしてユーザーとしての利便性を高めるための努力がなされています。
WiFiレンタル費用を安くするならWi-Ho!がオススメ
タイ旅行で、WiFiレンタルのコストをできるだけ抑えたいのならWi-Ho!一択になります。
1週間未満の渡航であれば1日あたり250MBでも680円、500MBでも980円。
500MBのプランであれば、1MBあたり最安のブランドになります。
Wi-Ho! | 1MBあたり1.96円(1日) |
1MBあたり2.34円(1日) | |
1MBあたり2.56円(1日) |
実はグローバルWiFiの1日1GBプランは1MBあたり1.18円なのですが、さすがにわずか1日で1GBを使うかわからない人が多いのかなと思います。
なので、価格重視であれば間違いなくWi-Ho!がオススメです。
補償プランは必要?WiFiルーターを紛失・盗難にあった場合に備えて

バンコクのターミナル駅であるフワランポーン駅にて。ちなみにここから寝台列車に乗ってラオスとの国境まで行くことができる。
WiFiレンタルにはあまりお金をかけずにコスパよく使えるのが理想でしょう。
そうなるとどうしても利用料金を膨らませてしまう要因になるのが補償プラン。
補償プランについては1日数百円を追加するだけで、万が一の紛失や盗難の際に、弁償する代金が大幅に小さくなったり、最高の場合だと無料になるものです。
たしかに慣れない海外旅行では何があるかわかりませんし、実際に僕もフィリピンで盗難に遭いそうになったことがありました。
タイはフィリピンほどの治安ではありませんが、シンガポールや韓国、オーストラリアなどに比べると少々気をつけた方が良いかもしれません。
とはいえ、カフェのテーブルにiPhoneやルーターを出しっぱなしにしない、といった具合に気をつけていれば十分なのかなと思い見ます。
どうしても心配だという場合には補償プランを追加するのもありだとは思いますので、料金と自分の予算と相談してみてくださいね。
タイ旅行に向けてのレンタルWiFIの準備
いざ出発の日が近づいてきたとして、次の決め事は「どこでWiFiルーターを受け取るか」という点です。
そして気になるのは、レンタルしたWiFiルーターはどうやって返却するのかというところ。
レンタルWiFiルーターの受け取り方法
レンタルWiFiを受け取るには大きく2つの方法があります。
1つ目は空港でそのまま受けとるというものです。

羽田空港の到着ロビーの様子。
ただし、こちらは成田空港・羽田空港・中部国際空港・関西国際空港に限られる場合が非常に多いので、その近郊エリアにお住いの人でなければあまり現実できはありません。
その点、グローバルWiFiは全国津々浦々で受け取りに対応しているので個人的には好印象です。
僕のおすすめの方法は2つ目。自宅に配送してもらうという方法です。
これであれば、仮に空港で受け取るように手配したのに、誤って遅刻してしまいWiFiルーターを受け取れないという悲劇もないですし、なにより自宅を出発する前にすべての準備が完了できるのが安心ですね。
多くのWiFiブランドは500円~の料金で自宅への配送を行ってくれます。
レンタルWiFIルーターの返却方法

羽田空港の出発ロビーの様子。
返却方法に関しても大きく2つの方法があります。
1つ目は到着空港でそのまま返却する方法。
国内の主要国際線空港であれば、到着ロビーに返却ボックスが設置されており、そこにWiFiルーターのセットを一式放り込んであげれば完了です。
2つ目の方法は、自宅から宅配で返却という方法です。
だいたいのブランドは、WiFiルーターの返却予定日の翌日までに発送すれば問題ないです。
ただし、返却予定日の翌々日以降に発送すると延長料金が発生する場合があるので気をつけてください。
上記のどちらの方法であっても特に難しい点はありませんね。
まとめ

バンコク=シーロム地区のオフィス街の裏手のマーケットの様子。
SIMカードを現地で購入するのか、WiFiルーターをレンタルするのか。
どちらにしろ快適な旅行を楽しむには通信環境を整備する必要がありますね。
僕個人としてはSIMカードを現地で購入する方が安くておすすめです。
しかし、SIMフリー端末を持っていないと当然使えませんし、その準備をするのに余計な手間と費用が発生してしまいます。
なので手軽で効果的なのがWiFiルーターをレンタルするというもの。
数ある中でも僕がもっともオススメするのはWi-Ho!ですね。
このブランドは他社と比べると少々知名度は落ちるのですが、料金に対してもっともコストパフォーマンスが良いですからね。
さあ、自分にふさわしいSIM / WiFi環境を整えて、素敵なタイ旅行をお楽しみください!