飛行機に完全に乗り遅れそう…離陸25分前にベトナム航空に奇跡の搭乗!

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航空券のチェックインは済んでいる。

けれど離陸まで25分を切っている。

セキュリティチェックはおろか、出国手続きすら終わっていない。

目の前には20人を超す行列。かれこれ30分以上は並んでいるのに…。

ついに僕も絶望的な状況に陥りました。

場所はベトナム=ホーチミンのタンソンニャット国際空港。

日曜日の朝でしたのでそこそこの混雑具合でした。

一新興国の最大都市とはいえ、東京やシンガポール、オーストラリアのような利便性の感触は全く通用しませんでした。

いつまでたっても列が進まない。時間だけが経過していく…。

ベトナム=ホーチミンタンソンニャット国際空港の出発階

ホーチミンタンソンニャット国際空港の出発階

今度ばかりは万事休す。完全に終わった。

しかし、僕の中でふとした記憶がよみがえり、その記憶が僕を助けることになるとは思いませんでした。


大行列を抜かしまくる白人男性

以前、僕がベトナム=ホーチミンに訪れた時のことでした。

その時もイミグレーションにはそこそこの行列ができていました。

すると後ろの方から、「ごめんねー、急いでいるんだ。ごめんねー」なんて連呼しながら行列をグイグイと抜かして行く白人男性。

悪びれる様子も特になく、あまりに自然な振る舞いでした。

そうこうするうちに彼はあと言う間に先頭に並び、難なく出国手続きを済ませたのでした。

僕は思いました。まあ、急いでいるんなら仕方ないよね、けども自分が悪いよね、なんて。

焦燥感しかない!飛行機に本当に乗り遅れそう

話は戻ります。ホーチミンのタンソンニャット国際空港、目の前には大行列。このままでは間違いなく飛行機に乗り遅れます。

僕は白人男性の「勇気ある行動」を思い起こしていました。あれをやらなければ間に合わない…。

ベトナム==タンソンニャット国際空港の航空会社カウンター付近

ホーチミン=タンソンニャット国際空港の航空会社カウンター付近

残り時間は40分、30分、25分と刻一刻と離陸時間が迫ります。

僕は決心して、列の先頭にいる男性めがけて突進しました。

「すみません!!!!先に行かせてもらえませんか?僕にはもう時間がありません!あと25分で僕の飛行機が出発してしまいます」

このとき、きっと僕はうっすら涙を浮かべていたことでしょう。

生か死か、紙一重の状況です。

列の先頭にいるアジア系男性の表情をうかがい返答を待ちます。

しかし彼は中国語で、「不動!不動!」といって列を譲ってくれませんでした。

彼は何事もなかったかのようにカウンターへ向かいます。

たしかに悪いのは僕ですが、このときばかりは理不尽な感情が沸き起こります。僕が悪いけど…。

途方にくれた表情と絶望のオーラが先頭2番目の男性に伝わったのでしょう。

彼は親切にも列をゆずってくれ、2分ほど経過したところで出国カウンターのスタッフのもとへ進みました。

尋常じゃないほどの感謝の念がこみ上げてきました。そして僕はカウンターへ歩みを進めます。

ベトナムの出国手続きは時間がかかる

ところがカウンタースタッフにパスポートと搭乗券を預けても、一向に手続きが進みません。

まるでスタッフがスマホでもいじってんじゃないのかってくらい時間がかかりました。

実際には3分ほどの時間を要したみたいですが、こっちからすれば生きた心地がしません。

このとき、僕がスタッフにいくらかのワイロを贈れば手続きが早く済んだのでしょう。

けれど手持ちのベトナムドンはなかったので、待つしかありません。焦りで汗が止まりません。

ようやくパスポートと搭乗券が返却され、急いでセキュリティーチェックへと向かいます。

ところがこちらもなかなかの列が…。

今度もまた割り込まないといけない…。

僕はものすごい恥ずかしさをこらえながら、気のよさそうな白人夫婦に頼み込みました。断られるかな…。

彼らは快く僕に先を譲ってくれました。

何度ありがとうを言ったか覚えていません。

無事にセキュリティーチェックをクリアして、僕は搭乗ゲートへと全力で走りました。

ホーチミン=タンソンニャット国際空港の搭乗ゲート付近

2階搭乗ゲート付近の様子

搭乗ゲートが閉まる直前に僕はたどり着きました。

ゲートの外には満員のバスが、飛行機のもとへと移動を控えている様子。

係員が僕の姿を認めると、早くして!と催促します。足がガクガク震えながらもバスに乗り込み一応の決着がつきました。

まとめ / 考察

今回の経験で得られた教訓それは、

空港では、特に途上国ではぜったいにゆとりを持って手続きせよ

ということです。

ベトナム最大都市のホーチミンの空港とはいえ、空港自体は決して大きくない上、係員はあまりテキパキと手続きをしてくれません。

それに考えてみれば、ベトナムの通信環境が日本やシンガポールなどのそれと一緒にするのはナンセンスです。

もしかしたら出入国のシステムも処理や通信にかなり時間がかかるのではないでしょうか。

ホーチミン市の中心地区の様子。旧フランス領時代のコロニアル風の建築物が点在している。

ホーチミン市の中心地区の様子。旧フランス領時代のコロニアル風の建築物が点在している。

ちなみにベトナムはワイロが横行する国ですので、あまりに時間がかかる時に少しばかり財布をいためれば便宜を図ってくれるかもしれません。

実際に僕の友人のベトナム人は、パスポート発行手続きにおいて「はやくやってほしかったら、金をよこせ」なんて言われたそうです。

それはさておき、万が一、飛行機に乗り遅れたら大変です。

お金も旅程も余計な負担をかけるでしょう。

ですので、当たり前のようですが空港にでは余裕をもって出国の準備を整えるべきです。

そうでなければ僕のような恥ずかしい行動を余儀なくされます…。

飛行機に乗り遅れそう!フィリピン航空スタッフが出発40分前まで僕を待っていてくれた話

マレーシアで搭乗拒否された話 ~オーストラリアに行くには短期ビザが必要だった~

 

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