【一度は行きたい】沢木耕太郎さんも訪れたベトナムの穴場リゾート「ムイネー」

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この記事の要約

  • 沢木耕太郎氏も訪れたムイネー(ファンティエット)
  • 観光客が少なく、のんびりした港町とビーチ
  • レンタルバイクで散策中、帰れなくなりそうになった

近年、日本人旅行者の間で人気を高めているのがベトナム。

ベトナムの中でも、ホーチミン、ハノイ、ダナンといった大都市には日本からの直行便で訪れることができます。

さらにフエ、ホイアンといった世界的な観光地も日本人に馴染みのあるものとなりました。

今回ご紹介するのは、ホーチミンから200kmほど離れた小さな港町ムイネー。

ベトナムを5都市訪れたなかで、中南部高原地帯のダラットに並んで、気に入った町です。

常春のダラットはまるでヨーロッパ!素敵すぎるその街並みに感動必至

ムイネーの良いところはこんな感じ。

  • のんびりした街の雰囲気
  • 観光資源が豊富
  • いい写真が撮れる←重要

ちなみにバックパッカーのバイブル『深夜特急』でおなじみ、沢木耕太郎さんもムイネーに訪れています。

その様子は彼のベトナム縦断記『一号線を北上せよ』でも鮮明に綴られています。

沢木耕太郎さんの小説を引用しながら、どうしてムイネーがいいのかをブログでお伝えできればと思います。

それでは行きましょう!

沢木耕太郎の『深夜特急』に魅せられてタイとラオスへと出かけた話

ムイネーとはどんな町?

ムイネーの概要

  • ホーチミンからの距離: 200km
  • ホーチミンからの所要時間: 4 ~ 5時間
  • 気候: 熱帯サバナ気候(雨季と乾季あり)
  • 訪れた時期: 2018年4月末 ~ 5月初旬
  • 宿泊費用: 約2,000円 / 1泊

ムイネーはベトナム中南部の小さな港町。ファンティエットという中心街に隣接するビーチリゾートです。

ホーチミンからもほど近く、バスで快適に移動できます。

街を歩くと…正直何もないのです。

それでも白い砂浜と、内陸のむき出しの赤土が、青い海に映える素敵なエリアなのです。

歩いているだけで写真を撮りたくなる土地ですよ。

これについては沢木耕太郎さんの『一号線を北上せよ』の一節を引用してみましょう。

ベトナム=ホーチミン行きの飛行機のなかでのシーンから始まります。

ヴェトナム人のスチュワーデスが「ほら見てごらんなさい」と扉についている丸い窓を指さした。私は言われるままに窓に顔を寄せ、地上を眺め下ろした。すると、そこには、青い海と、打ち寄せる白い波と、赤みがかった灰色の砂浜が続く美しい海岸線があった。私が嘆声を発し、あそこは何というところなのかと訊ねると、スチュワーデスが教えてくれた。

「ファンティエットよ。」

私はそれを聞いて、1号線を北上する旅では、必ずファンティエットに寄ってみようと思い決めたのだ。

(中略)

「このムイネーと言うのはファンティエットとは海岸線でつながっている隣同士の町なんだよ」

一号線を北上せよ<ヴェトナム街道編> (講談社文庫)

ムイネーはホーチミンの喧騒を離れた、ゆったりとしたビーチリゾートと形容できます。

一方で「一寸法師に出てきそうな船」で有名な港町とも紹介されることが多いです。

数人乗りの小型の船らしく、これで沖まで出ることもあるんだそうです。

ベトナム国内でも人気があり、観光地に行けばベトナム人の旅行者が目につきます。

外国人の旅行者では欧米系の人が多い印象です。僕が訪れたときには日本人旅行者とはまったく出会わなかったですね。

ムイネー観光の見所は?

ムイネー観光の見所はどのあたりでしょうか?

例えばこんな具合。

ムイネーの観光名所

  • 砂丘(イエロー/ホワイト)
  • 渓流 スイティエン
  • ポーハイ遺跡

これらはベトナム人の友達がおすすめしてくれたスポットです。

ある友人は「砂丘に行け!ダチョウやバギーに乗れるぞ!」なんて言ってくれました。

なんとなく面白そうだったので向かってみます。

バイクを走らせること数十分。

見えてきました。

けれど、ここまで来た時点でだいぶガソリンも減ってきた…帰りの分も考えて今回は遠目から眺めて終了です。

次におすすめられたのは「スイティエン」と呼ばれる渓流です。

 

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この渓流は僕が滞在したホテルのスタッフもおすすめしていました。ムイネーの観光客にとっては鉄板だそうです。

 

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ここはぜひとも行ってみたい!と思ったのですが、あいにく今回は断念しました。

旅行の出発地点のハノイで、ふくらはぎの下に大きなヤケドを作ってしまったため、できるだけ水辺はさけたかったのです。

なんとも消化不良。

そして最後はポーハイ遺跡。ここは1,000年以上も前の遺跡で、それと同時にフランス軍との歴史も抱えてるスポットです。

こちらは実際に訪れてみました。

ムイネーの外れにあり、ファンティエトとの境にある観光スポットです。

入場料は15,000ドン。あまり人が入っていないので、思う存分に観察できるのでおすすめです。

「いやいや、これだけ?コンテンツ少なくない?」

たしかにポーハイ遺跡は小規模ですし、とりわけ面白いものはなさそう…と思うかもしれません。

それでも僕が気に入ったポイント、それは旧宗主国フランスとの歴史に触れられることと、眺めの良さにあります。

これについては別の記事で詳しくご紹介しましょう。

ムイネーでレンタルバイクは強烈におすすめ

ここまで読み進めると、ムイネーって観光地としてちょっと弱い?なんて思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

まだまだ見足りないスポットはあったのかもしれませんが、あまり惹かれるものがない。

そのかわりに僕が面白いと思ったのは、バイクでのムイネー散策です。

あまりにおもしろくて、1日で100km近く走ってきました。

ちなみに沢木耕太郎さんはムイネーのあたりを自転車で散策されたそうです。

最初はファンティエットの街に繰り出そうとするも、ビーチサンダルを入手すべく、結局反対方向のムイネー中心地へと向かって行ったのでした。

このままここでぼんやりしているのも悪くないが、自転車を借りてファンティエットの街にでも行ってみようか。

(中略)

日が急速にかげりはじめた。そこで、ファンティエットに行くのを諦め、それより近いと言うムイネーに行ってみることにした。

(中略)

坂がありそれを必死で登っていくと、不意に眺望が開けた。前方のムイネーの岬と、ファンティエットに続く海岸線。それが夕暮れの陽光を浴びて輝いていた。

一号線を北上せよ<ヴェトナム街道編> (講談社文庫)

これは一体どのあたりなんだろ?

なんて思いながら彼が降り立った場所を探してみます。

おそらくこちら。

そして時間がたってから、ファンティエットの方向を眺めたのがこちら。

逆光だったので少々明るさを修正しています。

こんな感じで、バイクでの散策がとても楽しくなったので、次のような場所にも走らせてみました。

ここはホワイト・ラデューン(白い砂漠)の近くです。

通過した道は、なんだかアメリカ中西部の風景のようでした。

道によっては、このような植生も観察できます。

日差しが強く、1年を雨季と乾季にわかれるこのエリア。どのような植物が自生しているのかをみるのも大変に興味深いです。

正直な感想として、ムイネーは特筆すべきコンテンツがあるわけではありません。

ですが、ひとたび市街を外れると、なかなか日本では体験できないような風景に巡り会えます。

さて、ここでひとつだけ注意点。

ムイネーではレンタルバイクのサービスが受けられますが、ガソリンの寮に注意です。

僕はバイクでの散策にはまりこんでしまい、結局途中でガソリンがなくなりかけるといった危機に直面しました。

それも2回。

そんなバイクでの散策記はまた別記事でご紹介します。

まとめ

沢木耕太郎さんも訪れたという、ムイネーの町。

リゾート地として開発がなされていて、のんびりとした雰囲気が町を覆い尽くしています。

いくつかの観光スポットはあるものの、一番のおすすめはバイク散策です。

ムイネーには白や赤色に輝く美しい砂と、真っ青な空と海が存在します。

その美しい風景は、実は市街をちょこっと外れたエリアにありますし、そのエリアはきっと日本ではなかなかみられない素敵な風景と対面させてくれることでしょう。

ムイネーがとても気に入りました。

みなさんもぜひ訪れてみてください!

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